レベルと方向性 – 1

これまでは、主に二胡の初歩技術的なことに言及してきました。
まだまだ左手についてはポジション移動のことや、ビブラート。
右手については弓の動作のことだけじゃなく、弦にどんな具合でタッチするかとか、弦に張り付く感覚とか、指先の感覚など、いっぱい書きたいことはあります。

ですが、書きたいことは技術的なことだけではありません。
そこで初歩技術的なことは一通り書き終えましたので、二胡と音楽そのものについて、しばらく書いて行こうと思います。

鼻に指突っ込んでるよ〜

技術を習得することで、練習曲や演奏用の課題曲を弾けるようになるのはもちろん素晴らしいことです。
ですが過去にも何度か書いてきたことですが、技術だけに着目しすぎても、音楽として良いかどうかは別の問題になります。

過去の記事としては『カテゴリー → 音楽』をどうぞ。

二胡は音楽を奏でる楽器ですので、数ある楽器の中の1種類と言えます。
また、二胡が日本に入ってきたからこそ、中国曲だけではない多様な音楽も演奏されるようになりましたが、一つの民族音楽を奏でる楽器でもありますので、音楽の中の1種類(もしくは数種類)と言えます。
そして音楽は数ある芸術の、あるいはエンターテイメントの表現手段としての1種類と言えます。

何が言いたいかというと、二胡 ⊆ 音楽 ⊆ 芸術ということは、音楽そのものももちろんですが、芸術=表現するための手段についても知った方が良いと言うことです。
なにせ大本(おおもと)なワケですから(^_^)

そこでタイトルにもあるように、レベルと方向性についてを書いていこうと思います。
もちろん“表現する”ということにおいての、です。

何かしら心の中にある“主張したいこと”を表の世界にアウトプットしていくには、必ず技術力が必要です。
絵なら画力ですし、二胡なら演奏力。
あとは知識もあった方が良いですね。
絵なら画面の構成力や配色の知識、二胡なら楽器の構造についてや、音楽理論。
この技術力や知識の高さ、深さが、そのまんま“レベル”。

そして、心の中にある主張が、楽しいものなのか?哀しいものなのか?
幸せなのか?不幸なのか?
赤っぽい色なのか?黒いのか?それとも無色なのか?
暑いのか?寒いのか?
北か?南か?あるいはどこにも行きたくないのか?
このあらゆる題材においてどこを目指すのか?が方向性。

悩ましいのがこの2つは密接に絡み合って、明確に分けて捉えることが難しいということ。
どんなに素晴らしい技術を集結して作られた映画でも、ただ闇雲に明るくハッピーなだけの映画が嫌いな人にとっては、それは評価するに値しないものになってしまう。
それがどんなに多くの人の指示を得られようが、その人にとっては関係のないことです。

その場合はあきらかに作られた映画の方向性が、その人の価値観と合わないものだとわかることですが、もしかしたらただ単に映画としての表現手法のレベルが足りないからかもしれません。

音楽においての、二胡においてのレベルと方向性とは?
次回以降、技術面の記事も書きつつ、このことも掘りさげていきたいと思います。

いつまでかかるかな〜〜?

いや〜、本来こういうのってある程度、項目をまとめて書いた方が分かりやすいんでしょうけど、あっち行ったりこっちいったりでスミマセン〜。
何せ思いついた時に書くようにしないと、書こうと思ってたことを忘れちゃうもんで(^_^;)
あと、飽きちゃうもんで(´Д` )

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3 Responses to レベルと方向性 – 1

  1. ちづる says:

    二胡 ⊆ 音楽 ⊆ 芸術

    二胡 : 音楽を奏でる、数ある楽器の中の1種類
    二胡の奏でる音楽 : 一つの民族音楽を奏でる楽器による、
                 音楽の中の1種類(もしくは数種類)
    音楽そのもの : 数ある芸術の、あるいはエンターテイメントの
            表現手段としての1種類

    この大命題は
    アマチュア演奏の場合 往々にして忘れられがちですが
    このことを踏まえつつ 表現手段
    すなわち音楽について 思考し模索を繰り返すことは
    プロ・アマを問わず ある段階において 必ず必要なことと 私も考えます。

    音楽においての
    とりわけ二胡においてのレベルと方向性への
    こたにさんの思考が いかように掘り下がってきたのかの経過に
    興味が尽きませんし 是非参考にさせて戴きたく存じます。

    • >>ちづるさん

      いつもコメントありがとうございます。
      この大命題は、プロ・アマ問わず見落としがちなのもでもあるように思います。
      自分への戒めでもあるんですよね!
      スキルの高い人ほど、それに固執しやすいですし…

      ぜひこのシリーズの後続も楽しんでいただければ幸いです。

  2. Pingback: 二胡奏者 こたにじゅん の BLOG

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