二胡の市場考察 – 5

お久しぶりで二胡の市場考察シリーズです。
前回の記事は “二胡の市場考察 – 4

タイにて

一番最初に書いたこのシリーズ記事“二胡の市場考察 – 1”から、なんとあと1ヶ月で1年じゃないですか!
もう全然そんな感じしない。

最初に書いてたことから前回までを振り返ってみて、何を書きたかったかを思いだしてみます(´Д` )
二胡を聴く人たちや弾く人たちがもっと増えていくとイイなぁということだったです(^_^;)

インスト(インストルメンタル)=ボーカルの入らない楽器のみでの音楽の市場を広めるのは、日本においては難しいと言われています。
それほど歌の文化が日本に定着しているということの裏付けでもあります。
それでも葉加瀬太郎さんは、インストコンサートでの日本最大動員数を記録したそうですね!
コンポーザーやプレイヤーとしても素晴らしいのもありますが、プロデューサーやプロモーターとしての手腕も素晴らしい方なんだと思います。
どう売るか?そしてどう広めていくか?を音楽と同時に考えてやってきたのが見受けられるんです。

そこで二胡に話を戻しますが、二胡という楽器は“声みたい”という強い武器があるのだから、もっと広まって良いんじゃないかなぁと思ったんです。
これは直感でしかないのですが、二胡を始めようと思った時からずっと思い続けていることです。
僕はそこに惹かれて始めました。
中国の曲が好き…とか、癒される…ではなかったんです。

そして日本においての二胡の認識は、ヒーリングサウンドとしてのジャンルが確立されつつあるように思います。
これは一般の、普段二胡を聴かない人たちの二胡に対するイメージです。
実際は中国の近代二胡曲はヒーリング系と比べたらテンポ感が全然速いですし、営業などで中国曲を弾くと、二胡っぽくないという印象を受けるケースもあるようです。
むしろヒーリング系を、中国悠久の音色と捉えているケースが多いです。(確かに悠久っぽいイメージはありますしね)

同じ楽器でも民族や言語、文化の違いで、音の捉え方が変わるということもありますね。
日本人が二胡の音色を癒しと捉える感受性を持っていたからだと思います。

が、僕はそれは側面の一つだと思っています。
事実日本ではもっと色んな音楽が雑食性を持っているかのように、ロックやパンク、レゲエやラップなど、日本人らしいと言う良い意味で浅く広く色んなジャンルや民俗の音楽をジャパナライズして受け入れられてきています。

そしてヒーリングサウンド、中国民族音楽という括り(ジャンル)からの一般的な音楽を聴く人たちへのアプローチは、二胡が日本に入ってきて20数年で充分になされてきたと思います。
そこが過去記事に書いた、二胡人口の推移が物語っていることだと思います。

別のアプローチと、どう売るか?どう広めていくか?
この2つは僕としては打破していきたいと思っています。
孤軍奮闘かも知れませんが、日本における二胡の新たな市場開拓ができれば、これからの日本人二胡奏者にとっても可能性は広がっていくだろうと思います。

二胡の市場考察、まだ書く内容があります。
ジャンルとか市場とか、ビジネス的なこととは別の次元のことですが、もうちょっと先に持ち越したいと思います。

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