二胡奏者としての目標

2002年に二胡を始めて11年。
3年目から演奏活動を始めたものの、今聴くと当時の演奏なんて聴けたモンじゃないス。

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写真は今年6月のこたにソロライブの時のもの。
撮影はachicoさん。
カッコ良い!…あ、写真がね。

それでも初めて二胡を聴く人ばかりだったので、喜んでくれるお客さん。
「すご〜い!」「二胡ってステキ〜!」「良い音!」
なんて多分当時は挨拶としてかけてくれた言葉を鵜呑みにしてその気になって…。
更には「こたにさんならメジャーに行ける〜」なんて言われたりしちゃった日には、さらにそんな気に拍車がかかって…。
でも実際に続けてみてつくづく思ったのは、広がるのって難しい&大変。

それでも最初は初めてのことばかりだったので、経験を積んでいけることが幸せでしたし、今でもそれは変わりません。
音楽を作ること、演奏を考えること、弾くことそのもの、全てが楽しいので、とっても充実の毎日です。

二胡も続ければ続けるほど、上には上がいるなぁ〜というのも知れますし、まだまだ道半ば。
もっと小さい頃から始めたかったな〜なんて思う時もあります。
中国の演奏家の方たちのように、速い曲あんなに早く指動かね〜よって思いますもん(´Д` )

まあそれでも4〜5年前は定期的にソロライブをし、演奏のお仕事もいただくようになり、講師ということもやって毎日二胡に触れる環境。
期限内に演奏を形にしていくという、この環境が何よりも経験の密度を濃くしてくれて、技術も経験も育んで来れました。
経験を積んで肌で感じることは、技術よりも経験が大事。
技術がいらないって意味じゃなく、経験が技術もそれ以外諸々すべても必要性を実感させてくれます。

活動を続けていく中で、明らかに敵意むき出しの視線を感じることが多くなって行くのを確信しましたが、むしろ反対に心から応援してくださる方のほうが増えてきてくれるのも実感しました。
最初はそんな覚悟もなく演奏活動を始めたので、打たれ弱かった僕は前者に心を捕らわれて禁煙を止めたりしましたが(´Д` )、その前者の悔しさと、後者のこの上ないありがたさの両方が自分を高めてくれる糧になることに気づけた時「進むしかないんだ」と腹をくくれました。
あ、直接誹謗中傷されても平気ってことは言ってませんよ〜。

音楽を楽しんで表現できる、ということが自己実現だという思いは最初からあり、それは今も変わりませんが、それを継続して行くにはより多くの人に名前を知られていかないと、という、曖昧なオンリーワン志向から、具体的な達成目標に変わりました。
これも経験のお陰です。

市場動向シリーズでも触れたことですが、僕は音楽で、二胡で、良いところは踏襲しつつ現状の二胡の枠を越えていき、新たな二胡の音楽の価値観を築け、新たに二胡に興味を持ってもらえる人を多く増やしていけるような奏者を目指して精進・邁進していきます。

と宣言することで退路を断ちました。
途中で折れた時には笑ってやってくださいね〜。

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