二胡:右手 – 音色って何? – 4

お久しぶりです。
っていつも言ってる気がする。

右手って何?
いや間違えた。
音色って何?の4回目です。

前回記事は “二胡:右手 – 音色って何? – 3

鼻に指突っ込んでるよ〜

弓で “均一な音色で綺麗に音を出せる” というのも第一段階としてとても重要な技術です。
最初はそれも難しいことですから。

第二段階として、今回は強弱や音色の変化について書こうと思います。
前に “二胡:右手 – 音色って何? – 1” にも書いたことですが、均一な強さのレベルだけでは音楽の表情が生まれません。

弱く弾いたり、強く弾いたりすることで、その曲に “生命感” が生まれます。
音が弱いだけだと、ただのか細い音にしか聞こえないので、聞いている側としては「音が小さいなぁ」という印象になります。
ただ、もの凄く小さい音を出すのは難しい技術ですので、限りなく小さく音を出してみることも挑戦してみると良いでしょう。
また、音が大きく出せることも重要な技術ですが…
例えば音量のレベルを0〜100までだとして、マックス100で終始出し続けていたとしたら、50との比較ができなくなるので、その人1曲だけの演奏を聴くだけなら、これも生命感のない演奏と言うことになります。

音楽は音程が高くなったり低くなったりと変わることでの変化も要素の一つですね。
これは聴いてるだけでもとても分かりやすいですが、音の高低は一次元。
あとは音量だったり、音色だったり、時間(テンポの速い遅い)のコントロールだったりと、二次元、三次元と軸があります。
そこに、僕が書いている “奥行き” だとか “立体感” とか “生命感” を人は感じます。

一曲の中でどれだけの密度でそれらを変化できるか?は全て右手のコントロール力から生まれます。

二胡のダイナミクス(音量の大小差)は弓の使う大きさや運弓のスピードだけじゃなく、指先で弓の圧をコントロールもするので、特に指先の微細な動きは演奏会や動画からはつかみにくいかもしれません。
でも指先でもコントロールできるようになると、運弓スピードでできる音量変化と掛け合わせて、さらに微細な音量変化もできるようになります。

この音量の変化もいわゆる “音色” と捉えている大事な要素です。

何でもいいのですが、例えば…二胡で良く弾かれる『蘇州夜曲』の1小節目。
|5 - 6 3(上点)|
この一小節の中で、最初の|5 - |は次の|6|に比べてちょっと弱く弾こうか?
4拍目の|3(上点)|はどのくらいの強さで弾こうか?
更に最初の|5|の2拍を弾いている間、1拍目から2拍目にかけてちょっとクレッシェンドしようか?それとも真ん中辺りだけ強く膨らまして、また窄めていこうか?
などなど、選択肢は様々です。

色んなコントロール力がつけば、あとはどれを選択するか?
こここそが音楽の個性とも言うべきところで、面白いところです。
ココに本当に人柄が出ます。
良く弾ける人ほど、演奏を聴くと人柄が出やすいです。
逆にバレやすくもあるので、怖いところでもありますね〜(^_^;)

次回は音量以外の音色について書きたいですね〜。

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