二胡:左手 − 開放弦から1オクターブを取るコツ

今日はポジション移動をやれるようになった人だけになりますが、音程を取るコツなどを。
教室によって習う順序は違う場合もありますが、大体がD調、G調をやってから2ポジション。
その後に、更に下まで移動するようになった時にやっぱり苦労するのが、音程ですね。

鼻に指突っ込んでるよ〜

下のポジションにに行けば行くほど不安になる方も多いでしょうに!
そして上に戻った時や、開放弦を鳴らしてみた時に「あれ?音程取れてると思ったのに」とか、「こんなはずじゃ…」などとビックリする方も多いでしょうに!

絶対音感を持つ方は耳で音を合わせられるので、その辺のは持ってない方に比べて苦労は少ないと思います。
が、僕は当然持ってはいません。
最初の全ての基準は開放弦になり、最初は開放弦からの音程差で音程を取っていくしかなかったです。
下のポジションになればなるほど、より苦労も時間もかかりました。

クラシックギターをやっていた時のことです。
二胡を初めて2〜3年くらいの頃だったと思います。
ハーモニクスという奏法を教わった時に、知ったことなんです。(ハーモニクスの詳細はいずれ)
「開放弦の1オクターブ上は弦長の2分の1の位置なんですよ。」と。
ギターの場合は音階を取るためのフレットがあるので、音程で苦労することは当然なかったのですが、それを知った時は二胡にとって発見でした。
開放弦から12フレット目が1オクターブ高い音でして、ギターの見た目の形状にカモフラージュされて気づきにくかったのですが、確かに12フレット目を見てみたら、弦長のちょうど真ん中っぽい!

二胡でも調べてみました。千斤から駒の部分(筒の上辺ではない)の大体真ん中辺りを目検討つけてみた。
ああ!1オクターブ上だ!
その時から開放弦から1オクターブを1ポジションから左手運指『一二三四』の全部の指で移動して取る練習をし始めました。
その弦長の2分の1の位置、1オクターブが第2の音程の基準になったんです。
その精度が上がった時、それより下の音程を取るのに、以前より苦労しなくなりました。

実証できる数値としてもネットで調べることもできました。
Aの音は440Hzという周波数ですが、その1オクターブ上のAは880Hzです。
外弦開放弦D調の5(ソ)の音、千斤から駒までの弦の長さが振動するのにかかる周期を、半分の周期で振動させるには、弦の長さを半分にしてあげれば良かったんだと気づきました。上点の5の音です。

ちなみに、弦長の1/2の位置から更に1/2の位置下がった位置(開放弦から見ると3/4の位置)は、開放弦より1オクターブ上の更に1オクターブ上、つまり開放弦より2オクターブ上の音になるのにも、その時知りました。
音程差がある中でポジション移動する時は、大体目検討をつけて練習し、あとは体にポジション移動幅を刷り込む。
知ってからと知らなかった時とでは、練習の効率がとても良くなりました。


This entry was posted in 二胡, 左手. Bookmark the permalink.

3 Responses to 二胡:左手 − 開放弦から1オクターブを取るコツ

  1. Pingback: 二胡:右手 – 音色って何? – 2

  2. 生徒M says:

    先生、1/2のとこに、印つけてもいいですか?
    たぶん、『ダメ、耳を鍛える訓練です。』と、おっしゃるのでしょうか?(笑)

コメントを残す