二胡 – 左手:耳・左手のフォーム 1(音楽未経験者向け)

オリンピック、見ちゃいますね〜。
作業が手に着きません(´Д` )
金メダルおめでとう!内村選手。

さて、ライブラッシュの7月も終わって、久々の二胡解説。
今日は左手の音程についてです。

鼻に指突っ込んでるよ〜

二胡は自分で音程を取る楽器です。
ポジション移動をするようになると、とても苦労するようになりますが、実はポジション移動をしない時でも、以外と音程が定まらなかったりするのも見かけます。
以前にも書いた“左手の担う役割”をちょっと掘りさげてみます。

その原因として『耳』と『フォーム』。

『耳』は楽器経験のある方なら、音程が外れた場合、弓を動かしながらでも修正をしていけます。
が、その修正方法が非効率的なフォームだと、なかなかジャストな音程へ指がヒットする確立・精度が上がりません。

さて、ちょっと話は逸れますが、二胡の技術体系はこの20〜30年で中国でも変化していまして、特に近年その統一化がなされてきているようですが、それでも人によって “正しい” の定義に違いがあります。
なので僕のブログでは “正しい正しくない” という言葉を使うよりは “効率的か非効率的か” と “人に伝わるのか伝わらないのか” という観点で技術体系を捉えていきたいと思います。
以前にも書いていることですが手法を先行すること、特にビブラートなど、正しい手法の定義が狭くなりやすいですが、それよりはその演奏が音楽として人に届くか届かないかの方が重要です。
専門的なことをシビアに突き詰めることはプロにとっては必要なことかも知れませんが、演奏を楽しむこととのバランスも重要です。
僕は楽しいですよ〜…詰めていくの(^o^)

まず今日は音楽未経験者の方へ。
楽器未経験者の方は “音程を取る” ということも訓練で『音程を判定する耳』を育てていくことも必要です。
なんとなくズレているということは分かっても、どうズレているかが分からない場合がほとんどです。
それもそうでしょう。
耳ではなく目でさえ、定規がない状態で10cmがどのくらいか?という幅を正確に取れる人はなかなかいません。
取れる方は専門的な職業に就いてて、その目を育んできた方たちくらいです。
耳でも同じことが言えます。
最初はジャストの音程からどのくらいズレているのか?の誤差が弦の場所+-5mmくらいだったものが、修正を繰り返しているうちに+-3mmに、経験を積めば+-1mm以下にもなっていきます。
その耳を育む方法として、レッスンでは先生に修正してもらいながら、そして練習する時はピアノや反応速度の速いチューニングメータなどを使うのもお勧めします。
僕は使ってこなかったので、耳ができあがったな〜と思えるようになったのは4〜5年ほどかかった気がします。

ピアノやチューニングメーターを使うことに関して、平均律と純正律のこともありますが、最初の段階でそこまでを突き詰めていくのはあまりにもハードルが高い気がしますし、そこを気にして音楽を聴かれる専門的な人の方が世の中では少ないということも、忘れるべきではない要素だと思っています。
もっかい書いちゃいますが、芸術(人に発信し、伝えること)に最も重要なのは手法や知識ではないと言うことです。

さて、今日は耳のことを書きましたので次回はもうひとつの要素、フォームについて書きたいと思います。

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