二胡 – 左手:耳・左手のフォーム 3(第1ポジション)

前回の左手のフォームの続きです。
手の甲を上に向け、人差し指と中指を上下に開くというところまで書きました。

鼻に指突っ込んでるよ〜

人差し指と中指の関係は、意識しないと実は結構難しい。
前回にも書いたようにお互いの指が近づきやすいので、2(レ)と3(ミ)の音階の間隔ほど指が開きにくいためです。
そのための上下に開くというフォームが必要になってきます。

そしての3(ミ)の音を取るために必要なのは “中指の関節をガッツリ曲げない” ということです。

ここまで書きましたが、フォームについての本題はここからです。
良い響きの音程を、毎回安定した再現性で保っていくためには、指の置く位置を定着させないと不安定なままです。
そして注意したいのが、耳が育っていない段階で不安定な音程を取り続けていると、音程判別の誤差を縮めるのにより多くの時間がかかってしまいます。
特に毎回安定して特定の音程を同じように外していると “その音程が良い響きだ”と耳が認識しやすくなっていくので要注意です。
7(シ)から1(上点ド)のような、曲の収束に向かう半音の移り変わり(この場合の7は導音と言いますが、それについては改めて)の、綺麗な響きの狭い範囲の半音を取るには、耳の判別能力を上げていく必要があります。

その為のフォームとして、まずは一指(人差し指)、二指(中指)、三指(薬指)の3本指のフォームと、四指(小指)を使う時のフォームとの2段階で考える必要があります。
まず大切なのが3本指のフォームを定着させることです。

この3本指のフォームを作る練習として、3本の指を同時に全て弦上に置いた時、その指の音程が正しい音程の場所に置かれるようなフォームを作り、指の付け根の関節(拳の関節)のみを動かすだけで音程が取れるようにしていきます。
すると手の甲が横に倒れている場合、その方法がとても難しいことだと気づくはずです。
二指、三指の音程を取るために下に届かせようとすればするほど、横に倒すと人差し指もしっかりくっついてきて難しくなります。

この時、発送の転換が必要になります。
逆に手の甲を上に向けてみて、指の関節を使って二指を伸ばしてみてください。
一指の曲げ具合と二指の伸ばし具合、ココがポイントです。
その際一指が痛くなるようでしたら、まだまだフォームを作れていない状態です。
痛くなくラクに取れる方法が、手の甲を上に向けるフォームです。

さて、次回はその実践編に移りたいと思います。
3本指のフォームを定着させる為の練習方法を書いていきます。

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