二胡 – 左手:耳・左手のフォーム 6(第1ポジション)

こちらも随分とご無沙汰してしまいましたが、二胡解説ブログも再開していきたいと思います。

左手のフォームについて、前回は一指、二指、三指までの3本指のことを取り上げました。
今日は四指、小指について書いていきます。

鼻に指突っ込んでるよ〜

初級者にとって最初の2大壁は弓のギーッと小指でしょうに!
ここをクリアすれば色々と楽しいことが待ってるでしょうに!

ということで、小指をどうやって届かせるか?が大変ですね。
もちろん小指の音を取れるように慣らすのは練習が必要ですが、僕が見てて多くの方に感じたのは、小指を届かせることそのものもですが、小指から如何にちゃんと戻れるかの方が気がつきにくく大変そうに見えます。
だからこそ、前回までに書いてきた3本指のフォームが重要になってくるわけですが、まずは小指の届かせ方から。

考え方としては3本指までのフォームと四指時のフォーム、この2種類のフォームを意識します。
逆に言うとこの2種類以外のフォームになってしまうと、音程の精度がなかなか上がっていきませんし、余計な運動が多くなって非効率的です。
前回の時にちょっと触れましたが、小指を伸ばす時、まずは3本指のフォームの位置から棹を握る位置が下にズレないようにします。
下にズレてしまうと元の3本指の音程が高く外れるようになってしまうからです。

その上で小指を伸ばそうとする時、力で伸ばそうとすると余計に正しい音程まで小指が届きません。
力を使わないということではありませんが、力まないようにします。
この時に初級者のほとんどの方が『気合い』を入れています。

この『気合い』を入れると起こる弊害として2つ。
1つは親指にも力が入り、ググッと棹を親指で握ってしまいます。
そうなると余計に小指は伸びません。
棹を親指の根元と人差し指の根元で棹を引っかけるような形を作りながら、親指と小指を上下に開くように伸ばします。
親指を手のひらの中方向に握ると、自然と小指も中方向に力が作用します。

2つ目は力むと右手の弓の動きが極端に速くなるか、止まってしまうかのどちらかです。
速くなると音を4拍の長さ分の場合、時間を弾ききることができずに最初の1拍目で弓の大半を使ってしまいます。
特にアップボウ(推弓V)時の最後の根元に弓が来た時の速度をゆっくりに調整するしかなくなり、結果ゆっくりな速度で残りの3拍を弾かなきゃいけないハメに!
ゆっくりな速度で長い時間を弾くと言うことはギーッと言い易い原因になります。
そして、力んで弓が止まってしまう場合も同様、ギーッと言っちゃいます。

力まないように意識できるかできないかが難しいところなのですが、小指に限らず如何に力まないかというのは、楽器を弾く上でとても重要です。
意識するためのコツの一つとして、その動作をしながら呼吸できるかできないか?が一つの目安になるかと思います。
他にも認識方法があるかと思いますが、僕が今のところイチバン分かりやすいかな?と思う注意方法です。

特に初心者の方は小指を伸ばして弾きながら『深呼吸』してみてください。

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2 Responses to 二胡 – 左手:耳・左手のフォーム 6(第1ポジション)

  1. 生徒S says:

    だめな事例の見本のようになってしまっています。
    この記事を前において練習続けて見ます!

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