二胡 – 左手:音程と指の幅 – 1

だいぶ間が空いてしまいましたが、前回までは右手に特化した記事を書きましたので、左手に移そうと思います。
前回に書いた左手関係の記事は、主に初心者向けの第1ポジションに特化したものでした。

前回記事はこちら↓
二胡- 右手、左手:両手の合致
二胡 – 左手:耳・左手のフォーム 6(第1ポジション)

鼻に指突っ込んでるよ〜

二胡をやる人で、音楽未経験者にとって悩ましい種が、弓のギーギーと音程。
で、今回はテーマである左手の担う音程についてです。

この音程というのが実に悩ましいのは、楽器未経験者にとって音が外れてても、どっち方向(高いか低いか)にどのくらいずれているのかが判別できない、というのがあります。
この判別する能力は、僕がとっても身を以て経験していることですが鍛えることができます。
歌で言う、いわゆる“音痴”というのは、声帯の使い方が分からないというのも一つなのでしょうが、この音程を判別する能力にも原因があります。
これが自分で音程を取る楽器類でよく言われる “耳を鍛える” と言われるものです。

僕が教えてきた経験上、楽器経験者でもバイオリンから転向してきた人の方が、ピアノやギターからの人よりも、やっぱり自分の耳で音程を取ってきただけ合って、統計的に見て耳の能力においては軍配が上がります。
まぁこの場合、耳だけに起因するものではなく、音程を取る指の幅の作り方に慣れているというのもあります。
それについては次回以降に。

そして、この耳を作って行くのは時間がかかります。
ですので過去記事に書いたのは、チューニングメーターなど、見て判別できるものがあれば、それを使って練習するのも、音程を取る方法だと書きました。
これはあくまで “楽器・二胡未経験の初心者が、自宅で一人で練習する場合” においてです。
初心者が一人で練習するには、音程の正否を判断できないからです。

耳を早い段階でものにしていくには、二胡の棹に印をつけることなどは、可能であれば早い段階で外せた方が良いです。
それもケースバイケースで、最初のうちの、音程が安定しなくて練習にならないと言う場合の許容範囲との相談ですが…。
視覚に頼ってしまうと、耳を作っていく為の聴覚が鍛えられていかないからです。

そして、この耳を作ってくのに時間がかかるなら、曲を弾く前にまずは耳を仕上げてからか?ということについては、そんなことはありません。
やはり耳を作るのには時間がかかるのと、もう一つ。
音程を取るために広げる指の幅は、無意識に自然に広げた形では正確には音程を取れず、人によって共通した、いくつか外れやすいポイントがあります。
そのためにそのポイントを認識するためにも、耳と指の幅を同時に仕上げていく必要があります。

また次回以降に進めていきたいと思います。

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