板胡曲『麦星の唄』を中国の演奏家に弾いていただきます

先週のことでした。
facebookでとっても嬉しい連絡をいただきました。

名古屋在住の二胡演奏家 “崔学東”さんのお嬢様、ジャーニンさんからの連絡で、僕の作曲した板胡の曲『麦星の唄』を崔学東さんが弾きたい、というものでした。
YouTubeで聴いていただいてたそうです。

最初の連絡をいただいた時「うわっ!スッゴイ嬉しい〜〜!」と気が高揚しまして、もちろんぜひぜひ弾いてくださいと即答です(^o^)
二胡も板胡も中国の楽器ですので、中国人演奏家の演奏会で弾かれる二胡曲は中国曲が多いです。
その中で、音楽的なバックボーンはド日本人のポップスや歌謡曲を聴いてきた僕が、二胡のために作曲した曲を中国の方に気に入っていただき、弾いていただくということにとてもビックリしました。
更には曲があの『麦星の唄』です。
この曲は三味線と合わせるために作った曲で、一部、日本民謡調の音階や、阿波踊りにも使われるリズムパターンを引用しました。
そんな曲を…です!
音楽に国境はないんだなぁ…と、肌で感じた瞬間でした。

この曲を作った当時、僕の次のライブに向けて、津軽三味線の高橋さんが「何か三味線と合わせるオリジナル曲を!」とおっしゃっていただいたのがきっかけで、何か曲の題材になるヒントを探していた時でした。
三味線の高橋さんが出演していたプラネタリウム“葛飾区 郷土と天文の博物館”での演奏会で『津軽三味線と日本の空』というプラネタリウムとのコラボレーションイベントに伺った時に、良いネタが手に入りました!
その時にとても印象に残ったのが『麦星』。

昔の日本では地方地方で独自に星の和名を付けてたそうです。
麦の刈り入れ時期に、麦色(黄金色)に耀く星だからだそうで、現在の学名ではアルクトゥルスという星です。
そこからイメージを膨らませました。
当時の日本人は麦星が耀く夜空の下で麦の豊作を祝って、その村の歌自慢や踊り自慢たちが勝手に歌ったり踊ったりしてたんだろうな…。
挙げ句の果てに酔いつぶれていたのかも…。
そしてまた新たな年に向けて麦の豊作を願ってたんだろうな…。
などなど。

高橋さんにも、とっても良い伴奏アレンジをつけていただきました。
できた当初は二胡で弾いてたのですが、日本民謡の雰囲気を出したかったので、音質の甲高い板胡に変えました。
そんなカンジでできた曲です。

■麦星の唄


そしてそして更に更に、なんと同じ日にもう一件『麦星の唄』をYouTubeで聴いていただいて、お問い合わせくださった方がいらっしゃいました!
ああ、何て日だ!
崔さんも、この方も、どちらも曲への大変ありがたいご感想をくださり、曲が一人で歩いて行く感覚というものを覚えました。

崔学東二胡板胡教室のサイトはこちらです!
崔学東さんが麦星を弾くのは、遅くても来年になるそうです。
また日程が決まりましたらこちらのブログでも紹介させていただきますね〜。

This entry was posted in お知らせ, 動画. Bookmark the permalink.

コメントを残す