網戸を張り替える青年のお話

うちのレッスン部屋の網戸、昨年激しい雹(ヒョウ)が降ってきた時に破れてしまいました。

まぁ寒かった時期なので、窓を開けることもそれほどあるワケじゃないしと思って放置していたんです。
で、暑い季節になって40半ばのおやじの汗臭がこもってくるのが自分でも気になったので、開け放って空気入れ換える時に「そういや網戸破れてた…」と思い出したんですよ。。



で、嫁さんが修理を頼んでくれて…
僕が甲府に出張に行ってた時に修理の業者さんが、まずサイズを測りに来てくれたんです。
僕が出張から帰って来てから聞いた話なんですが、その業者さん23歳の青年だそうだったんです。

元々はサックスをやっていてプロを目指していたそうなんですが、今の仕事を始めてから練習時間が作れなくなってしまったそうでした。
で、ウチに来た時に二胡があったのを青年が見つけたので、嫁さんが「二胡の教室をやってるんですよ」と。。
そしたらその青年は、自分の音楽への思いを嫁さんにアツく話したそうです。

その後、発見した無料配布用の僕の宣伝サンプルCDを見つけて「じゃあ、コレもらっていきますね!」と言って持って帰ったそうです。



この無料配布のサンプルCD、かれこれ4年前に 二胡奏者こたに を発展させたくて作ったんですが、そこに書いた内容はこんな感じでした。
「音楽未経験で28歳から二胡を始めた40歳のおっさんが、何の伝手もコネもなく演奏家になったんスよ〜。」的な。。
それを読んだ青年は「オレもまた目指そうかな〜」と言ったそうです。

現在44歳のおっさんから見たら、23歳という年齢は無限の可能性だらけじゃん!
ぜひ頑張って欲しいものです!!

今まで二胡という楽器の特性として、40代以降の方たちに響くものとして捉えていたけど、提供のやり方次第でしっかり若者にも刺さるんだなぁと思いました。

このサンプルCDを作った4年前、僕はまだやる気が溢れていました。
で、その翌年からちょっと失速していきました。
「発展していかなければ…」という観念に捕らわれすぎてしまって、まぁやることをいっぱい増やしちゃったんですね。
そしたら演奏と教室と、それ以外の事務仕事にも明け暮れる毎日に疲れちゃったんです。
一昨年は結構長い期間腰痛に悩まされましたし。。

でも昨年のワンマンライブを終えた後、来てくださって、喜んでくださった皆さんから逆に勇気をもらったんです。
「音楽を楽しんでいこう!」心からそう思えました。
今度は、この網戸を張り替えに来た青年のように、頑張っている人たちに “遅まきの叩き上げでも二胡奏者になれたんだから” とエールを送れるように、皆さんに元気をお返ししたいです。

網戸の青年、頑張ってくださいね!

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