Profile

音楽経験まったくなしで
28歳から二胡を始めても、
熱意があれば
プロになれることを証明したい!
頑張っている
全ての人に捧げる人生賛歌。
メロディで情景を見せる二胡奏者。


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1.初めて人前で演奏した日

28歳の時、ふとしたきっかけで二胡のCDを聴き、その人間味を帯びた音色に強烈に感動する。
元来マジメで引っ込み思案で慎重派、その上音楽知識ゼロ、まったくの未経験にもかかわらず、無謀にも二胡を始める。
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憧れだけは強くても、初心者が必ず通る耳障りなギーッという音や、恐ろしいほどに気持ち悪く外れてしまう音程に苦労するも、初めて経験する楽器を楽しみながら、日々の練習に没頭する。

そして初めての人前での演奏を迎える。
プライドが高く、傷つくことに人一倍怖がり、そんな内向的な男の初演奏は恐怖そのもの。
しかしそれを乗り越えた先の景色は、それまでの人生で味わったことのない達成感と充実感に溢れたものだった。
その経験から二胡と共に人生を歩んでいく決意をする。

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2.二胡奏者の道へ


息巻いて演奏活動を始めたのは良いけど、肝心の演奏力が追いつかず、最初はお祝いがてら演奏会に来てくれた人たちも徐々に来なくなったり、演奏している途中で席を立たれてしまう経験も。
大人になってから始めたことは言い訳にならず、やっぱり世間はそれほど甘くないことを思い知る。

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3.地道に積み重ねてきた演奏活動


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必死に練習して演奏力に磨きをかけ続け、この世界では独自性も出していかないと生き残れないと思い、ほぼ独学でオリジナル曲も作り始める。

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雑草根性で日々試行錯誤をくり返しながら、良い音色と演奏表現を探求した結果、徐々に認められて成果も出すようになり、演奏の表現力は二胡業界の中でも「中国の二胡とは違う日本人の音色」と独自のポジションを得られるように。

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見よう見まねで作り始めたオリジナル曲は、「景色が見えるよう」「メロディが頭の中に残る」と評価も得られるようになり、演奏会にも再び、徐々に人が集まるように。

日本民謡調のオリジナル曲『麦星の唄』は、津軽三味線とのコラボレーションがきっかけで、両国国技館にて開催されている日本民謡全国大会でゲスト出演も果たし、中国人二胡奏者 “崔 学東” 氏より「この曲を演奏したい」というオファーも受けた。


4.いただいた応援

しかし昨今の “CDが売れず集客も難しい音楽業界” ではなかなか順風満帆とは行かず、広いホールでの演奏会の実現に悩む。
「発展していかなければ…」という観念に捕らわれすぎてしまい、演奏と教室と、それ以外の事務仕事にも明け暮れる毎日に、いつの間にか「なぜ二胡を始めたのか?」と疑念を持ち始め、心身共に疲れてしまう。

そうしたことから、自主企画での演奏会のペースも年に1回に抑えて続ける中、お客さんや二胡教室の生徒さんから「演奏会はいつやるんですか?」と、演奏会を心待ちにしてくださるお声をいただき、本来勇気と感動を与えるべき方たちから逆にいただくことに。

できなかったことができた時の喜び。
初めて人前で演奏した時の達成感。
お客さんに喜んでいただいた時の、涙を流していただいた時のお互いが救われる共有感。
社会人になってから二胡を始めたからこそ味わえた、人様からいただける愛情のありがたさを改めて理解する。

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5.応援と証明

現在は、お客さんからいただいた勇気と感動をお返ししたいという信条と、大人になってから始めても熱意があればプロになれることを証明したい!という思いで、二胡の音色とメロディの持つ情景を、いかにお客さんと共有できるかを創意工夫しながら、音楽を日々楽しんでいる。

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illstrattion:中川えりか

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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