ダイレクト出版のWEB広告の言ってることは正しいけど悲しくもあって…匠庵食べ納め 2024年6月18日(火)
甲府のレッスン。
昼過ぎから夜にかけてのレッスン終わったら晩ご飯食べに出かける。
牛丼にしよっかラーメンにしよっか迷って、教室から遠い方のラーメン屋さんから回っていこうと思って店の前に来たら…来週閉店するんだって。。
ここのラーメン “匠庵”…今まで食べた煮干しダシ系のラーメンの中でバツグンに自分の中での歴代1位で、甲府に来る度にではないけど、ほぼ月1で通っていた。
マジで毎回スープを飲み干す。
お店のマスターは、無愛想ではあるけど人当たりが悪そうな訳ではなく、人との距離感を取りたがるような…言わば僕と同じような内にこもる職人肌タイプの人っぽかった。
ダイレクト出版のWEB広告で、ファーストフードの売り上げNo.1はマクドナルドだそうで、その広告で言っていたのは、マクドナルドは美味しいから1位なのではない…と。
人の心理だから仕方ないのだけど、マックもたまに行くし、ラーメンと言えば自分はよく日高屋も行く。
でもこの匠庵はすげ〜美味いから行ってたんだよ〜。
二胡でもそうだ。
たとえ良い演奏を僕がしたとしても…イメージ的に聴きに行って安心そうなのは中国人奏者だろうな〜と思うもん。
どちらの方が…という比較の話ではなく、こっちはこっちで、こっちの方も…という話ね。
ちなみに僕はバブル時代の昔からルイヴィトンのデザインが好きではなく、デザインが気にいるものであれば多少高価なものでも、逆に安価なものでも買っていた。
バブル時代の頃の自分の歳でルイヴィトンが買えるほどの経済力はなかったけど。
ルイヴィトンのブランド戦略・マーケティングは、多くの人の心を掴むことができるほど優れた戦略なのだ。
あくまでも戦略の部分…と思っている。
匠庵が閉店してしまうのもとても悲しいけど、それ以上に “普通にちゃんと美味しい” お店のマーケティング戦略に “極上に美味しい” 不器用職人系のお店が生き残れなかったのが、更に悲しかったので記録に書き留めておきたい。
そして “明日は我が身” でもある。
自分がもし二胡で稼げなくなったとしても、二胡は辞めずに…そん時は不器用職人らしく、旅芸人でその日暮らしをしてでも…という意思でありたい。
そん時になってみないとわからんけど。
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