最初の一歩を踏み出せるか? 2024年12月14日(土)
午前中から夕方までレッスン。
終わっ後に定期のマッサージへ。
帰ってきた後はご飯食べて休んで、そして朝まで練習。
ここ最近のコース。
生徒さんで、お子さんが産まれてから子育てで暫くお休みされてた生徒さんが先月から復帰されて、休まれる前から練習の度合いがスゴいなぁと思っていた方がいる。
実際に練習量を直接聞いた訳ではないが、次のレッスンに仕上げてくる完成度が…奏力の上がり幅が凄まじいので、音を聴いただけで練習量や、音楽の、演奏のどこに意識を向けて練習しているかが分かる。
きっと演奏活動をしたいんだろうなぁと思っていた。
今日のレッスンの1件がその生徒さんだったのだが、その少し前に連絡をいただき、ご本人の言葉から講師・奏者になりたいと伝えてきてくれた。
とても嬉しかったのと同時に気が引き締まる。
演奏活動をしている生徒さんは既にいるが、それを収入の軸として行きたいという主旨でハッキリ伝えられたことは初めてだった。
もちろん講師や演奏家になるためのある一定レベル以上の技術は必要だし、技術はどこまでもあった方が良い。
しかしそれは僕にも言えること…僕自身道半ばだし、どんな業界でも…前職のデザイナーでもそうだったけどピンからキリまでの中で、この水準に達しているから、奏者としては安泰だ、なんてことはない。
継続してやっていけるかどうかは、純粋な演奏技術だけではままならないことの方が多かったりする。
むしろ若かった時の自分に「人の中に積極的に入っていった方がイイよ」と言ってやりたい…
あ、今でもそれ難しいわ。
弾いてたり作ってたりする方が好きなので、人生の時間をそっちに割きたい。
自営業・フリーランスなので、今でも「いつ食えなくなってしまうことになったとしても…」とか「こんな自分でよく今までやって来れたな…」なんて思ったりもする時がある。
常にネガティブなことを思っているわけではなくて “そうなってしまったとしても” の心構えとして、危機感を持つことは必要だということだ。
二胡初めて3年目から演奏活動始めたり教え始めたりしてきて、今その当時を振り返ったら、その時の演奏はちょっと聴いてらんない。。
これまでもスッゴい痛い経験…やっちゃった演奏ミスとか、講師としての至らない接し方とか結構してきた、と思う。
そんな中でやってこられたのは、失敗してもそれを改善したいかどうか?更には、それでもまだやりたいかどうか?だ。
一言で端的に言うと “意思” でしかない。
最初の一歩が踏み出せるかどうか?
こんな人見知りな自分でも、ここまで “意思” でなんとか。。
踏み出す “意思” …その生徒さんに伝えていけたら良いなぁ。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。