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午前中に体験レッスン1件終わった後、新宿へ人形劇を観にプーク人形劇場へ。

始まる前に “音時の旅団” でお世話になった吉川さんと小原さんが座席まで会いに来てくださった。
開演前のバタバタしてる時に恐縮です。
でもお会いできて良かった!

劇はとても素晴らしく、お子様向けなので王道のオーソドックスな絵本のようなストーリーでありながら、やはり人形の動きとお芝居が素晴らしかった!

全体の大きな流れから、細部を一つひとつ…演出やキャラクターの設定、その性格ならこのセリフはこんな言い方になるだろう…イヤ、逆だな…この言い方をする事で、このキャラはこんな性格だ、というのが伝わる演技力、どれも素晴らしかった。

あの(劇中の)お母さんは「なんて憎たらしいんだ!」と思われないと、主人公は活きてこないのだ。

演奏や音源制作、デザインでもそうだけど、その辺りが不十分だと、観てる方は素人なのでその原因までは分からずとも、ある種の何か得体の知れない違和感として認知してしまう。

作り手はその違和感を消す事がとても難しいのだ。
その上で感動を上積みして行く。
ホントにとても素晴らしかった。
一緒に観てたえりかさんは横でボソッと「お母さんヒドい!」って怒りの顔で漏らしてた。。

プークの皆様ありがとうございました!

新宿を後にして、埼京線で十条に向かう。
先週修理に出した二胡の受け取りに、中国屋楽器店さんへ。

レッスン用で使ってた二胡…削れてしまったデンペンの修理と、もう一つ別の二胡は、5〜6年前にメルカリで買った黒檀八角引き込み式金属軸の二胡で、通常の購入時のデフォルトはデンペンが2辺に貼られている状態のままだったので、3辺にカスタマイズする為に張り替えてもらった。

で、メルカリで買った方の二胡は、勝手な僕の見立てだが多分 宗 廣寧 製だと思う。
この二胡をセカンド二胡にすべく、音を育てたかった。

今のメイン二胡はもう買って20年くらい経ってて、10年ほど前に1度皮を張り変えている。
張り替えたばかりの二胡は、皮が硬く、音もペラペラになってしまう。

そこから弾いてくことで皮も馴染んで育って行くのだけど、厚めの皮に張り替えてくださった椿二胡工房の椿さん、厚めの皮なら持ちも10年以上は長持ちできるだろうとのことで貼ってくださった。
おかげさまで張り替えて10年経つが、まだまだ現役で使えそうだ。
前の皮は最後の方、如実に音が沈んでたもの。

ただ、張り替えたばかりの時は流石に音がペラッペラで、それで1回ライブやったんだけど、あの時は後悔したなぁ。
それを反省して、今のメイン二胡の寿命がいつまで持つかが心配になってきたので、その時を見越してセカンド二胡を見繕っておいた。

多分僕が使ってる北京式黒檀八角は、もう市場にはほぼ出回っていないと思うので、もしメイン二胡の皮の寿命が来た時にセカンド二胡を用意しておかなければと思ってのメルカリだった。
今はメルカリでももう見ない。

で、そのメイン二胡の皮を張り替えた時に、またその皮を育てる期間が1〜2年ほどかかるので、その間セカンド二胡で弾いていられるように、これからレッスンでこの二胡を使っていく。

甲府のレッスン用置き二胡をセットアップした抹茶色と黄緑の配色が気に入ったので、こっちも同じ配色にした。

前にレッスンで使ってた、デンペンを貼り直してもらった二胡は弦だけ緩めに貼っておいて、ケースにしまっておく。
この多分 宗廣寧製と思しき二胡、これからガンガン弾いていこう。
今日は2時間しか寝れなかったので、HP作業あとちょっとだけど、もう寝ることにした。

お疲れ様でした。

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