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入場無料の発表会とは違って、お客様をお呼びしてチケット料をいただいて生徒さんが出演するライブ演奏会 “恵風の初弓vol2” が終了した。

昨年の初開催に引き続き、今回2回目の開催。
今年の生徒さんは5名。

ウチのボランティア演奏チームで出演してくれてる生徒さんもいるが、有料のイベント出演は皆さんほぼ初の方たち。

1人一曲ではなく、1人の出演枠は挨拶やトークも含めて15分。
その中で弾く曲の長さにもよって、1人大体2〜3曲。

その分、練習時間も発表会とは違って増えるだろうし「お金をいただくんだ」と言う責任感がより強くもなるだろうから、更に練習にも熱が入るだろう。

えりかさんが発案してくれたこの企画、最初に思ってた以上に皆さんに良いキッカケになったのを感じた。
発表会が人前演奏での大きな最初の1歩だとしたら、この恵風イベントは大きな次の2歩目になったと思う。

あれだけたくさん練習しても、その成果を発揮するのはたったの15分未満。
やり切ったという充実感に満ちた顔。
終わった〜という安堵に満ちた顔。
失敗しちゃった…という悔しい表情。
それらは今でも僕も毎回味わっていることだ。

特に1番最後の悔しさ。
これは今後「もう無理だ」「もうやりたくない」くらいのものを味わってしまったとしても「次こそは!」「それでもまだまだ」に変えていけるかどうかの連続なんだ。

そんな積み重ねが「前よりよくこの曲を弾けるようになった」になった時、やっぱり演奏は楽しいになる。
講師やってるし、演奏家を名乗っているからそんなの当たり前じゃん…では、僕に限ってはない。

幼少期から音楽教育を受けてきたわけではなく、見様見真似で始めた演奏活動。
ファーストアルバムを出した時は2010年。
今それらは全部録り直したいくらい。
そしてその時よりも、今がより演奏するのが楽しい。
皆さんより長く経験しているだけに過ぎない、悔しい気持ちもずっと冷めやらない、ただの二胡ヲタなのだ。

皆さん今の精一杯を出した。
やり切った後の、晴れやかさと安堵と悔しさを全部持ち合わせたお顔を見れて、僕としてもとても喜ばしく誇らしいことだ。

皆さんとても素晴らしかった!
大変お疲れさまでした!

穂積さん、いつも長丁場ありがとうございます。
えりかさん、発案と共演ありがとうございました!

最後にお手伝いくださったTさんも交えて1枚。

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