鬱だったことがありました。
いただいた仕事や講師業はなんとか続けられていましたが、積極的に人前で弾こうとならなかった時期が、40歳すぎてから約5年間続きました。
音楽や絵などを職業にされている方は、そうなる方も結構いらっしゃると聞きます。
30手前まで音楽未経験だった僕にとって、最初は覚えること全てが楽しかったはずの音楽が
“どうせ何も成さない。誰からも望まれていない。”
と思い込み、苦しいものになってしまったのです。
そんな時に救われた一言がありました。
「今年はこたにさんの演奏会はやらないんですか?」
その、やる気を失っていた5年目の時でした。
ギラついていた30〜40代前半。
自分で勝手に、多くの人に望まれている自分を想像してしまっていたのです。
そうか…望んでくれてる人がいてくれることが、なんとありがたいことか!
40半ばになってから「もう一度進もう。」そう思わせてくれました。
そりゃ〜多くの方に望まれていることがイイに決まってますけど。。
ただでさえ遅かったスタートが、鬱の停滞で更に足踏みし、今はもう50過ぎになっちゃったけど、今からでも望んでくださる方々に感謝の気持ちで弾き続けていこう。
コロナ禍が過ぎてからは、デュオのアカラでの活動が多かったけど、久しぶりに京都でソロでやります!
大成するミュージシャンの方は漏れなくセルフプロデュースの手腕に秀でた方ばかりです。
しかしそれはホンの一握り。
すっかりおっさんになった僕はと言えば、練習する事や曲を作ったり、演奏を深掘りすることが大好きだけど、それを周知することは相変わらず苦手です。
でもその分、聴いてくださった方に深く届けられる演奏ができるようになったとなぁと思うんです…というか、そういうお声をいだたけます。
6/14(土)、京都。
ぜひお越しくださいませ!
お申し込みは僕へのDMもお受けいたします。
お待ちしております!
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