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上海ツアーから帰って来てからもイベントや2枚目CDの販売開始手続きなどもしばらく続き、なかなか記事が書けませんでしたがやっと書きます。

写真

写真は最後3日目の演奏を終えて、みんなでお疲れさまでした!の一枚。

それで行程の詳細など、前2年間は僕が最後まで書いてきたので、今回は統括して僕の感想を書きます。
ツアーの様子などはアカラのHPで記事が書かれ始めました。→
アカラHP 上海ツアー記事

3年目、3回目となる上海ツアー。
1年目は異国の地で、しかも本場の中国でライブをするという意気込みと緊張感で、1回のみの公演で気持ちとしてはいっぱいいっぱいだった。
とにかくやりきった。
2年目は3日間で、移動も含めて4公演というハードなスケジュールをやりきるというキャパシティの底上げになったと思う。

そして今年。
2年前と比べて、音楽を、一曲を形に仕上げるまでの時間は短くできるようになり、キャパシティとしては上がった分、取り巻く状況も大きく変わった。
演奏の仕事やライブはもちろん、その為の練習。
教室も開き、東京と山梨の生徒さんも増え、レッスン数も格段に増えた。
教室や演奏の仕事をより発展させていこうと、ちょっとは経営者としての自覚も芽生え、将来性を見据えた企画やら計画やら。
その為の連絡の取り合いや、事務的な日々の業務。
教室初めての発表会の準備や、例のアルバム制作。

あっっっっっと言う間に今年が12月になった気分でした。
そんな中でも今回の上海ツアーは、やる曲も場所によって変えていくため曲数も多く、準備はホントに大変だった。

2日目のお昼での演奏。
それほど難しくない曲を、あり得ない間違え方で間違えちゃった。

今回の経験で得た収穫は大きかった。
その瞬間は意識できないのですが、今思えば集中が切れてしまったんですね。
集中力の持って行き方。
自分の中への入り込み方。
それを4公演を通して持続させることとか、スイッチの切り換え方、そしてそれが困難な場合のリスクヘッジ。
いや〜、まだまだ精進ですね。

でも4公演を通してお客さんの反応も良く、昨年よりもCDが売れた!
上海のために間に合わせたCD、作って良かった〜。
オリジナル曲の感想をいただけるのが、やっぱり嬉しい。
その感想のお言葉が、絵画や映像の1シーンをイメージして伝えていただけると、やっぱり音楽はその共感性に尽きる〜!と思いますよぅ!

他にも2日目の夜のYesterday Pubで、ひこうき雲を弾き終えた後に中国のお客さんから「好!(ハオ!)」ってかけ声をかけていただいたり…。
4公演のうち2回来ていただいた方から「初めて二胡を聞いて、1回目に聴いた時はカバー曲を二胡で聴くのってイイなぁと思いましたが、2回目はカバーよりオリジナルが心に響きました」とありがたいご意見もいただきました。
もちろん何も言わずに帰られた方もいらっしゃったので、みなさんが満足したワケじゃないんだろうけど、それは受けとめつつも、異国の地で日本の方からは「また上海に来てください!」と言うお声をいただいたり、中国の人からも「日本の二胡は、中国のとまた違って素晴らしい!」と、最後の豊田紡織廠記念館でもお声をいただけて、“ああ!このままガンバロ”としみじみ思ったんです。

今回もライブ会場 “開心果” のタカさんには大変お世話になりました。
そして昨年に続きライブバー “Yesterday” の林さん、林さんには3会場で音響も担当していただきました。スゴイ良い音!
上海でライブをやるきっかけをいただいて、プロデュースもしていただいたモスケさん、奥様の潤子さん。
ぽちっとはうすの矢部さんには段取りなどをしていただきました。
アカラのサポートをしていただいたネギさん。
関わっていただいた皆さま、お越しいただいた皆さま、本当に本当にありがとうございました!!!

そしてこの上海ツアー、上海でずっとお世話いただいたモスケさんこと阪本さん、今年いっぱいで上海から杭州へ勤務地が移動することになり、今回が最後になるかと思っていましたが、何やら続けて行けそうな予感が…。
蒔いてきた種が上海の地にも根差して実るように祈りつつ、継続にも力を注いでいけるように頑張りたいと思います。

何の気なしにmixiの二胡コミュで会話を交わしたのがきっかけで繋がったモスケさん、日本に帰られた時にアカラのライブにお越しいただいた時に初めてお会いしていただいた名刺が、トヨタ自動車の上海支部の社長さんだったんです。
知ってビックリ!
モスケさん、また杭州へも遊びに行けるようにアカラも成長を続けていきたいと思います。
3年間本当にありがとうございました!!

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