「応援してください」が、言えなかった。
昨日、あるワークショップを受けました。
集客について学ぶ場。
音楽を届ける仕事をしている人間として、避けては通れないテーマです。
そこで言われた一言が、胸に刺さりました。
「応援してくださいと、声に出して伝えていますか?」
——言えていませんでした。
振り返れば、ずっとそうだった気がします。
曲は書ける。
アレンジもできる。
ミックスもマスタリングもジャケットのデザインも、全部自分でやってきた。
でも、「聴いてください」「来てください」「応援してください」。
この言葉だけは、いつも喉の手前で止まっていました。
なんでだろう。
たぶん、怖かったんだと思います。
プライドもまだまだ高いんだと思います。
「応援してください」と言って、誰も応えてくれなかったら。
その沈黙に耐えられる自信がなかった。
だから、一人で全部やることで、誰にも頼まなくていい状態を作っていた。
「全部自分でやりました」は、自分の武器であると同時に、自分を守る壁でもあったのかもしれません。
でも昨日、気づいたことがあります。
一人で作ることと、一人で届けることは、まったく別のことだ、と。
曲は一人で作れる。
でも、その曲を「聴きたい」と思ってくれる人がいなければ、音は空気に溶けて終わりです。
ここで正直に言います。
3月20日にcoromでソロライブ配信をやります。 今、チケットを買ってくださっている方は2名です。
恥ずかしい。
正直に言えば、恥ずかしい。
でも、2名の方が待ってくれている。
僕には、40歳を過ぎて人前で弾きたくなくなってしまった時期がありました。
5年くらい、ずっと。
「誰からも望まれていない」と思い込んでいた。
そんな時に、ある人がくれた一言で目が覚めた。
「今年はこたにさんの演奏会はやらないんですか?」
たった一人が待ってくれている。
それがどれだけありがたいことか、あの時に知りました。
だから今、2名という数字を恥ずかしいとは思いたくない。
2人の方が、3月20日を待ってくれている。
その事実が、もう十分にありがたいんです。
でも、もっと届けたい。
50歳を過ぎて、まだ変わりたいんです。
だから明日、公開リハします。
応援してください。
まずは明日。 3月7日(土)16:30から、coromでテスト配信をやります。
テスト配信なので、無料です。
音がちゃんと届くか、自分の声がどう聞こえるか、手探りの時間になると思います。
完成された演奏じゃないかもしれません。
でも、「この人はこれから何をやろうとしているんだろう?」と気になってくれた方がいたら、覗きに来てください。
一緒に、始まりの瞬間を見届けてもらえたら嬉しいです。
▼明日のテスト配信(3/7 16:30〜・無料) corom「おとがたりの間」 https://corom.app/mp/1HOVi
▼3/20 初回ソロライブ配信 (チケット購入リンク)
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