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久々に日記的なものを書き留めておこうという気になりました。

地元の駒込で、歩いて10分くらいのところにデイケアサービス施設があって、教室の方に演奏の依頼があったんです。
依頼日が近かったのもあって歩いてすぐだったし、演奏も30分くらいという内容だったので、中川とふたりで演奏してきたんです。

ボラ演生徒の皆さんゴメンね(^_^;)
次回は皆さんに演奏をお願いしますからね!

最近のライブや演奏では、来てくださるお客さんの半数以上が二胡を弾かれる方たちになります。
こたにの演奏を認めてくださって聴きに来たいと思ってくださるのは、もちろんそれもとってもありがたいです。
演奏技術や音だけではなく、音楽として良いと思ってくださるのは、表現する立場の者として幸せなことです。

ただ、どんな業界もそうだと聞きますが、業界の中で人が集まると、そういう方達ばかりじゃありません。
どんなモンか見てやろうという人もいます。
好意か、敵意か。
そういう視線には人間は敏感なもんですね。
二胡業界の中だけではありません。
ミュージシャン同士でも感じますよ。
なにせ己の生命の存続に関わることでもありますので、本能的・感覚的な部分です。
二胡なんてまだおとなしくて、穏やかな方だと聞きます。

最初はイヤでしたが「ああ、そういう立場になったんだ」という認識も持てるようになりましたし、僕らのような仕事はそれらに鍛えられてナンボだとも思えるようになりました。
スルー力も身につきましたし…。
それこそ何かしらの危機感を感じさせてしまってしまってるなら、しょうがないです。
そう思われるようにならなければ、突出することもありえない仕事を選んだ、全ては自分の責任です。

さて、最初の話に戻りますが、その日施設で演奏をして自分が得られた充足感は本当に懐かしいものでした。
演奏活動を始めたばかりの頃のそれを思い出しました。
聞いてくださった皆さんは、ニュートラルな耳で純粋に音楽を楽しんでくださったのを感じました。
泣いて喜んでくださる方もいらっしゃいました。

行って良かった!
音楽の醍醐味はやっぱコレだよなぁ〜。

そしてこのことがきっかけで、ついつい忘れがちになってしまうことも思い出しました。
いつの間にか先生なんて呼ばれるのが日常な感覚って恐ろし〜。
勘違いしちゃい易い環境下に置かれてるんだと。

やっぱりアピールしなきゃならないのは、二胡の業界の外なんだ。
生徒さんや、こたにの二胡が聴きたいって言ってくださる二胡弾きさん達に喜んでもらい続けるための新たなチャレンジも大切。
もう一つは、ニュートラルな人たちへどうリーチしていこうか?というもの。

ああ、曲も作りたい。
あ!そういえば今度のライブで新曲お披露目予定〜。
安定したペースで、いっぱい作っていきたいなぁ。

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