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僕自身が忘れないように、という意味を込めて箇条書きにて脳内を整理します。

【演奏活動分野】
■活動初期からの目標:演奏家としてより多くの人に知ってもらえるようになる=もっと有名になる。
■動機:演奏家を職業として継続していくには、自主企画での演奏会に200〜300人規模の会場でオーディエンスを動員し続けないと長期的に見て活動自体が嫌になってしまい、結果演奏から遠のき、負の連鎖に陥り、継続ができなくなる。
純粋に良い環境の中で演奏したいし、多くの方に感動を届けたい。

●2013年の反省点

  1. SNSやブログ、YouTubeなどでの発信で、能動的に情報を得ようとする二胡ユーザーへの関心は広まったのは良い点だが、まだ二胡を知らない人へのアカラ、こたにの周知は充分にはできなかった。
  2. PRのための模索と検証、PRの実動にかけられる時間を作れなかった。

上記反省点を踏まえての…
●2014年の目標

  1. 既存の二胡ユーザーへのアプローチは主にYouTubeで継続しつつ、今年はそのYouTubeでのカバー曲のジャンルの幅を更に増やす。
    アピールに控えめにならないように気をつける。
    むしろ嫌悪されたり、とがっているつもりでちょうど良いくらいなのかもしれない。
    おとなしくしていたら見向きすらされない。
  2. 練習時間、レッスン業務、イベント制作、事務、これらを犠牲にせずに時間を捻出するには、発信源をYouTubeとブログに絞り、SNSは控える方向に。
    その時間でPRにかけるべき資金を得るためにスポンサーへのアプローチをする。
    資金が得られれば、PRにかける人件費へ投資できるので良い循環を生む。

【教室運営分野】
■開校当初からの目標:教室(講師)がお上にならず、且つ、弾けなくても楽しければ良いという顧客サービス主義に寄りすぎもせず、上達できるからこそ楽しいというコンセプトと、二胡を楽しむコミュニティの構築。そして偏らない音楽性で二胡の枠の中での音楽をやるのではなく、音楽の中においての表現手段として二胡を楽しみ学ぶ。
■動機:僕自身が既存の二胡教室において一番そこに苦しんだ経緯から、僕自身が理想とする教室を作りたい。

●2013年の反省点

  1. 東京教室でのグループレッスン枠には、人が集まらなかった。特に東京では大手二胡教室がその役割を担っているため、個人教室での需要がそこにないのかもしれない。
  2. 二胡経験者の入会と教室全体の生徒人数は増えているが、未経験者入会後の継続ができないケースもあった。

を踏まえて…
●2014年の目標

  1. 人が集まるまでグループレッスンの開校を待つのではなく、先に受け入れる体制を作る。
    日時を決めて枠を設け、一人からでもグループレッスン料金にて始める。
  2. 未経験者にとって二胡の楽しさを伝えきれない自分の教える方向性の問題があるのでしょう。
    特に未経験者には、生徒によって楽しめそうなポイントを探る必要がある。
    返って丁寧に教えることで、楽しさと難しさのバランスを自分で取り違えないようにする。
    上記の開校当初からの目標をHPにて明確に表示する。

ということで…
演奏活動においても、教室運営においても、順風満帆と行くはずもないことは覚悟の上ですので、やってる本人は夢中というか必死こいてやってるのですが…。
誰もがそうだと思うのですが、全ては苦い経験から学んだことで理想を作って行くんだと思います。
できるか?ではなくて理想の像になれるまで色んな方法を工夫して模索して試します。
きっとそれもノウハウとして蓄積していってくれるでしょう。

演奏の技術面や音楽面において、今日本で活躍されている一部の中国人奏者にも劣っていないと思っています…いや、むしろ優れている部分もある…ととんがってみる(^o^)
こうでも言わないと1度でも「生のライブでも聴いてみよっか」とも、まだこたにの演奏を聴いたことのない二胡ユーザーには思ってもらえなそうですしね。
ただ、演奏の精密さはもうちょい、現場の経験とイベント制作のノウハウは圧倒的に足りないので、むしろ伸ばすべきはそこなのです。
ライブでの状況判断や集中のしかたなどの経験、この差は大きい。
あ、日々の練習こそ全て、ということは大前提です。一生精進。

教室に限らず、演奏を仕事にするということにおいても経営的な、そして地位的な数字目標が大切だと言うことも、続けてみて分かってきました。

特に日本では、名声とか地位とかを求める姿勢は美しくないとされているのが一般的だし、僕自身もそうでした。
美しい美しくないは、その過程が判断されるのであって、スポーツ選手が金メダルを目指すのと同じように僕も目指したいと思うようになりました。
それは本気で演奏家の道を歩めば歩むほど、外的要因によってイタイ思いも味わったからでした。
それが悔しかったからこそ、もっと頑張ってやるという良い循環で、きっと本気で目指しているからこその、大きな試練だったんだと思います。
もっとも渦中ではそんなことを思えるはずもありませんでしたけど(´Д` )
だからこその目指せビッグネームの、やったれビッグマウスです!
おっさんこそギラギラと本田(サッカーの)を見習えです。

そして時間。
善意で協力してくださる方々には本当に感謝しています。
それだけでも僕らの時間が作れているので本当に助かります。
しかし専門分野においては、現状では外注できる資金が足りずに自分たちがやることもあり、結果資金を生むべきスポンサー探しへのPRに時間が取れない悪循環を生んでいるのがなかなか歯がゆく、今年からはSNSへの関与を考えるべきなのだと思いました。
こちらからの情報発信や連絡の取り合いなどはもちろんします。

なかなかレスを返せなくなるかもしれませんがご了承ください。
それでもアカラとこたにを見守ってくだされば幸いです。
良い演奏と楽曲をお届けできるように、良い指導ができるように頑張って行きたいと思います。

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